RORO船といった車両甲板を持つ貨物専用船で、トラックやトレーラーをそのまま運べる船への積み降ろしをする船内荷役作業を請負っています。
私はその中で作業責任者の立場を任せられており、当日の作業指示書、作業プランの作成、船会社の港務監督さんとのやり取りや、作業に入る乗務員、作業員とのミーティング等を船が入港するまでに行います。
建設機械や特殊車両等がある時には自分で運転したりもしますし、荷役作業中は誘導や危険箇所の警戒等にも入ります。
作業中はトラブルや無線での対応をしながら、出航するまで気を張りながら事故なく進むように努めています。
毎回積み降ろしする台数が異なり、普段と違う建設機械、特殊車両、自衛隊の戦車や水陸両用車を積み降ろしする際は、非常に危険で大変な部分もありますが作業員みんなで取り掛かりスムーズに作業が進んだ時には、非常にやりがいを感じます。
また、私は水産高校出身で宮崎から種子島、福岡からハワイまで船に乗って乗船実習の経験もあり、以前の仕事で造船所に勤めていたのもあって、大きい船が入港して来る時は今でも違う意味で気持ちがワクワクします。
作業の中で一番に大切にしていることは、仲間が怪我や事故をしないように心がけています。
ですが、船内は非常に危険で狭い箇所もあるので、作業員皆さんの力をお借りして無事作業が終わるように努めています。
シフト勤務の為、平日休みが取りやすくサーフィンやサップを趣味仲間と楽しんでいます。
また、天気のいい日には朝から車の洗車をして、近くの温泉でリフレッシュしています。
今までに取得した資格や他社で経験してきたことを少しでも活かし、事故ゼロを目標に頑張りたいと思います。
初めて携わる業務は不安ですが、先輩方の指導、アドバイスを受けながら何事にもチャレンジしてきたいと思っています。
定期船業務グループは準夜勤、夜勤と変則な勤務体制で非常に大変な部分はありますが、プライベートの時間も十分取れますし、県内でRORO船の荷役作業を請負っている会社が少なく特殊な分野での仕事なので自慢もできます。 これから、2024年問題で陸路から船へのモーダルシフトが加速し新ヤードも出来、忙しくなると思うので、私と同じように海、船関係が好きな方は是非一緒に働いてみませんか?
1983年 宮崎県生まれ
2020年10月 株式会社大分海陸 入社